チーズ製造工程

プロセスチーズ

プロセスチーズ(ブロックタイプ)のできるまで

  • STEP01

    オセアニアやヨーロッパ各地からナチュラルチーズを
    輸入します。
    また、北海道のナチュラルチーズも運ばれてきます。

  • STEP02

    原料となるナチュラルチーズは品種ごと、ロットごとに検査されます。
    合格した原料だけが工場の倉庫へ移されます。
    検査はチーズにトライヤーという道具を突き刺し、サンプルを抜き取っておこないます。

  • STEP03

    原料は、ひき肉を作る機械のようなもので細かく砕かれます。
    原料は、産地・品種・熟成度合いなどによって配合されます。
    特徴のことなる数種類の原料が配合されることにより、製品は一定の品質となります。

  • STEP04

    配合された原料は乳化釜に投入されます。
    蒸気で加熱されるとともに撹拌されてドロドロに溶けます。
    この時、水や油が分離することなく、きれいに溶けるように乳化剤(溶融塩)を使います。

  • STEP05

    ドロドロに溶けたチーズはポンプで充填機に移送され、
    ブロック、スティック、スライスなどの色々な形状に成型されます。

  • STEP06

    成型されたチーズは冷却室でじゅうぶんに冷却されます。
    冷えたものが箱詰めされて製品となります。
    最終製品検査で合格となったものが出荷されていきます。

ナチュラルチーズ

ナチュラルチーズ(ゴーダ タイプ)のできるまで

  • STEP01

    牧場から運ばれてきた牛乳は検査を受けたあと、殺菌されます。
    この時、乳脂肪分の調整をすることもあります。

  • STEP02

    殺菌された牛乳はチーズバットに送られ、乳酸菌と乳を固める酵素(レンネット)が添加されます。
    しばらくすると牛乳は豆腐のように固まります。これをカードといいます。
    カードを一定の大きさにカットし、静かにかきまわしながら温度を上げていくとホエーが出てきます。時間とともにホエーはどんどん排出され、カードの粒は小さく収縮していきます。

  • STEP03

    収縮したカードを型に詰めます。

  • STEP04

    型詰めしたカードをさらに圧縮して、
    余分なホエーを絞り出します。

  • STEP05

    風味を豊かにし異常発酵することなく、
    順調に熟成するよう塩水に漬けます。

  • STEP06

    棚に並べられたチーズは、反転をくり返しながら上下・周囲から均等に熟成していきます。
    一定期間熟成されたものはワックスでコーティングされたり、真空パックされて製品となります。